2003年4月13日日曜日

29(107) 北の木と語る: 2003.04.13

西川栄明著「北の木と語る」
(ISBN4-89453-248-4 C0072)
を一部読んだ。
この本を買ったのは、
「桂」という木に興味があったからだ。
我が家は道産の桂を30%つかった
特徴的な家だからである。
この本によれば、西洋には桂という木がなく
英語でも"Katsura"というそうである。
カツラ(桂)は、
カツラ科の落葉広葉樹で、
学名は、Cercidiphyllum japonicum Sieb. et Zucc.
となる。
別名、コウノキ、オコウノキ、ショウユギがある。
日本全国にあるが、
日本の固有種に近い。
いまや北海道でも、天然のカツラ林はあまりないようである。
でも、北海道のカツラは、
「カツラといえば、日高のヒガツラ(緋桂)」
と呼ばれるほど良材とされているようだ。
緋桂とは、日のように濃く明るい赤紅色になるかである。
我が家も時間がたった部分は、
非常のいい色の木となっている。
そんなところは、ぜひ残して欲しいものだ。
ハート型とかわいい葉の桂を、
近所の原生林へ探しにいこう。