2004年2月1日日曜日

3(154) 地底から宇宙を探る: 2004.02.01

戸塚洋二著「地底から宇宙を探る」
(ISBN4-00-006523-8 C0342)
を読んだ。
1995年の本だから、
最新のスーパーカミオカンデの製作途中である。
だから、カミオカンデの話が中心となっている。
しかし、科学技術の話は、進めば陳腐化していく。
はかなさを感じてしまう。
その点、心や本質の問題を論じるものは、
陳腐化しない。
重要性は変わらない。
そんなことを目指すべきであろう。
最新の科学の紹介は、
所詮読み捨てのものとなりかねない。
そんな中から読みとるべき
大切なことを求めなければならないのであろう。
この本を面白く読んだが、
反面冷めた心も生まれた。