2004年8月27日金曜日

19(170) 座右のゲーテ: 2004.08.27

斎藤孝著「座右のゲーテ」
(ISBN4-334-03250-8)
を読んだ。
斎藤氏は最近国語や教育で有名な人である。
彼の著書を読むのははじめてである。
しかし、少々失望してしまった。
多作のせいだろうか。
ゲーテの語録を利用して作ったが本だが、
内容が統一性がなく、ばらばらである。
ゲーテ自身の本は何年間に渡る会話を
本にしたものだから、
統一が取れてなくてもいいかもしれない。
しかし、それをネタにして本を書くのなら、
もう少し内容に統一が欲しかった。
斎藤氏には少々失望した。
彼の代表作を読んで評価すべきなのだろうが、
あまり読む気がなくなった。