2004年9月25日土曜日

23(174) 百億の星と千億の生命: 2004.09.25

カール・セーガン著「百億の星と千億の生命」
(ISBN4-10-519204-3 C0044)
を読んだ。
いろいろな文章が集められている。
それだけでは面白くないのだが、
これは彼の遺作となったものである。
最後には当人の病に対する文章、
死後の奥さん文章などがある。
すると前半に書かれた文章にも
その重要性が感じられる。
彼は最後まで何を書こうとしていたのか。
最後までどのようなことを皆に伝えたかったのか。
最後に何を考えいたのか。
そんなことを感じさせる文章であった。
そして彼は最後まで科学者であり
科学普及のために全力を尽くした人だった。