2005年2月20日日曜日

7(191) 物理学と神: 2005.02.20

池内了著「物理学と神」
(ISBN4-08-720174-0 C0242)
を読んだ。
なかなか面白い本である。
物理学では、物理学者自身によって
神や悪魔などが比喩的にではあるが
歴史上何度も登場している。
それを著者は現代から
なぜそのようなものが登場してきたのかを
解説している。
そして最終的に、現在われわれの知識が
まだまだ不十分で「お釈迦様の掌の上」
にいるにすぎないということなのだと結論付けている。