2006年3月25日土曜日

7(248) なぜ貝の化石が山頂に?: 2006.03.25

アラン・カトラー著「なぜ貝の化石が山頂に?」
(ISBN4-86029-116-6 C0044)
を読んだ。
地質学の先達として地層累重の法則や
面角一定の法則などを発見した。
そしてなにより、聖書職者でありながら
最終的に聖書に書かれた
激変説を否定する理論の礎をつくったのである。
彼の地質学の業績というべき
「固体について」を見たくなった。
しかし、これは、かれの「固体論」のための
概略であるという。
それを見たかったが、彼はそれを完成させずに、
聖職者となって一生を終える。
幸い「固体について」は
ステノ研究者の山田俊弘氏の「プロドロモス固体論」が
日本語訳としてあるのでそれを手に入れよう。