Library 地質学者の書庫
地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私が
つれづれなるままに読んだ本を記録しています。
2007年3月18日日曜日
15(301)藤の木山砦の三銃士: 2007.03.18
塩野米松著「藤の木山砦の三銃士」
(SIBN4-09-366352-1 C0093)
を読んだ。
団塊世代の東北地方で少年時代をすごした著者である。
そのころの様子が現れている。
イラストもなかなかいい。
しかしどのとなく寂しさがある。
なぜだろう。
最後には、学校が忙しくなり、
子供たちに地域で年齢を越えて遊ぶ余裕が
なくなって行く話である。
モノは豊かでなかったが、
時間がいっぱいあり、遊ぶことが
子供の仕事だった時代の話である。
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