Library 地質学者の書庫
地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私が
つれづれなるままに読んだ本を記録しています。
2007年7月16日月曜日
33(318) バタフライパワー: 2007.07.16
ブリッグス、ピート著「バタフライパワー」
(ISBN4-478-83011-8 C1042)
を読んだ。
複雑系の話である。
人類の昔ながらの考えや振る舞いには、
実は複雑系の背景があることを示している。
そしてそこには限りない可能性と創造性があることを
主張している。
論理展開はいいのだが、
素材が数学的でないのが私には退屈であった。
ブリックスは美学、心理学の研究者だが、
ピートは複雑系の科学者であるから
期待していたが、期待はずれであった。
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