2009年5月4日月曜日

48(501) 理性の限界: 2009.05.04

高橋昌一郎著「理性の限界」
(ISBN978-4-060287948-4 C0210)
を読んだ。
高橋氏の書く本は面白い。
今回は、タイトルどおり、
社会科学のアロウの不可能性定理、
自然科学のハイゼンベルグの不確定性原理、
数学、論理学、認知における不完全性定理
から理性の限界を示そうとするものである。
いろいろな肩書きの登場人物が
シンポジウムで発言するという形式をとっている。
そのような形式で、会社員や大学生が登場して
質問するのでわかりやすい内容となっている。