森晶麿著「黒猫の遊歩あるいは美学講義」
(ISBN978-4-15-031128-5C0193)
を読んだ。
推理短編集である。
美学や芸術に関する議論を
いろいろ進めているが深くて面白い。
語り部は「付き人」で同級生の大学院生がワトソン役。
彼女の研究テーマはエドガー・アラン・ポーである。
少々複雑な設定であるが、すんなりと読める。
ポーの作品の多様な解釈をとおして
謎が解き明かされる。
その解釈がなかなか面白い。
このシリーズや作家をこれから少し読んでいきたい。
2016年1月31日日曜日
2016年1月26日火曜日
009(1345) 和食はなぜ美味しい: 2016.01.26
巽好幸著「和食はなぜ美味しい
日本列島の贈りもの」
(ISBN978-4-00-006226-8 C0044)
を読んだ。
巽氏は食通で酒もよく飲まれる。
私は、酒も食もただそれなりのものがあれば、
質もよくわからないし、興味もない。
巽氏の本は、酒や食の深さを感じさせられる。
私にとっては、日本列島の話が面白かった。
巽氏の科学の本はわかりやすい。
日本列島の仕組み、生い立ちについて
一般向けに書かれたものとして
この本はわかりやすい。
なかなかいい本であった。
日本列島の贈りもの」
(ISBN978-4-00-006226-8 C0044)
を読んだ。
巽氏は食通で酒もよく飲まれる。
私は、酒も食もただそれなりのものがあれば、
質もよくわからないし、興味もない。
巽氏の本は、酒や食の深さを感じさせられる。
私にとっては、日本列島の話が面白かった。
巽氏の科学の本はわかりやすい。
日本列島の仕組み、生い立ちについて
一般向けに書かれたものとして
この本はわかりやすい。
なかなかいい本であった。
2016年1月24日日曜日
008(1344) アイヌの人たちとともに: 2016.01.24
公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構
「アイヌの人たちとともに
-その歴史と文化-」
を読んだ。
アイヌの概略を紹介する冊子である。
アイヌのことを知りたくて読む。
アイヌの側から書かれたもので
概要を知るのにはいい本であった。
つい最近までアイヌをめぐる政治が
動いていたことがわかった。
「アイヌの人たちとともに
-その歴史と文化-」
を読んだ。
アイヌの概略を紹介する冊子である。
アイヌのことを知りたくて読む。
アイヌの側から書かれたもので
概要を知るのにはいい本であった。
つい最近までアイヌをめぐる政治が
動いていたことがわかった。
2016年1月23日土曜日
007(1343) アイヌ文様: 2016.01.23
杉山寿栄男編「アイヌ文様」
(ISBN4-4-8328-9107-3 C0039)
を見た。
息子の関連でアイヌについて少し調べた。
するとアイヌ文様がなかなか面白い。
音楽は聞いたことがないので
興味を持てるかどうかは不明だ。
チャンスがあれば聞いてみたい。
模様を切り紙することもできるようだ。
(ISBN4-4-8328-9107-3 C0039)
を見た。
息子の関連でアイヌについて少し調べた。
するとアイヌ文様がなかなか面白い。
音楽は聞いたことがないので
興味を持てるかどうかは不明だ。
チャンスがあれば聞いてみたい。
模様を切り紙することもできるようだ。
006(1342) 世紀の贋作画商: 2016.01.23
七尾和章著「世紀の贋作画商」
(ISBN978-4-7942-2031-8 C0195)
を読んだ。
ルポルタージュとしては面白い素材、
執念深い取材で、本人や関係者の取材をしている。
また英語が話せるので直接対話ができるので
心情が伝わりやすい。
非常に面白い素材であった。
しかし、なかなか内容にのめり込めない。
多分文章が私には馴染めなかったのだろう。
日本の中心とした贋作事件の概要がなんとなく理解できた。
(ISBN978-4-7942-2031-8 C0195)
を読んだ。
ルポルタージュとしては面白い素材、
執念深い取材で、本人や関係者の取材をしている。
また英語が話せるので直接対話ができるので
心情が伝わりやすい。
非常に面白い素材であった。
しかし、なかなか内容にのめり込めない。
多分文章が私には馴染めなかったのだろう。
日本の中心とした贋作事件の概要がなんとなく理解できた。
2016年1月15日金曜日
005(1341) 死にとうない: 2016.01.15
堀和久著「死にとうない
仙厓和尚伝」
(ISBN4-404-01759-6 C0093)
を読んだ。
最近私が気になっている
仙厓和尚の伝記小説である。
和尚の生涯を書いているが、
悟りを開くところがよくわからない。
状況は説明しているのだが、
なぜ、どのような悟りなのかわからない。
悟りを開いてから
仙厓の言動が変わったようだ。
その内容をいろいろ説明して欲しかった。
仙厓和尚伝」
(ISBN4-404-01759-6 C0093)
を読んだ。
最近私が気になっている
仙厓和尚の伝記小説である。
和尚の生涯を書いているが、
悟りを開くところがよくわからない。
状況は説明しているのだが、
なぜ、どのような悟りなのかわからない。
悟りを開いてから
仙厓の言動が変わったようだ。
その内容をいろいろ説明して欲しかった。
2016年1月12日火曜日
004(1340) 定年と読書: 2016.01.12
鷲田小彌太著「定年と読書」
(ISBN978-4-286-10273-3 C0195)
を読んだ。
著者が過ごした私立大学は
繁栄していた時代に
団塊の世代として過ごした著者が
述べる定年後の話として読めた。
今の時代、このような過ごし方は
できないのではないだろうが。
理想としたいが、難しいだろう。
そんな気持ちをもって読んでいた。
(ISBN978-4-286-10273-3 C0195)
を読んだ。
著者が過ごした私立大学は
繁栄していた時代に
団塊の世代として過ごした著者が
述べる定年後の話として読めた。
今の時代、このような過ごし方は
できないのではないだろうが。
理想としたいが、難しいだろう。
そんな気持ちをもって読んでいた。
2016年1月9日土曜日
003(1339) ジパング: 2016.01.09
かわぐちかいじ著「ジパング」
(全43巻)
を読んだ。
昨年の暮からまとめ読みをすることにした。
10日以上かけて読んだ。
一日4冊前後読んでいたことになる。
大部過ぎて少々疲れた。
内容は面白かった。
現在の海上自衛隊の最新鋭のイージス艦が
第二次大戦直前の太平洋に
タイムスリップするという話である。
自衛隊の専守防衛、人命と戦争、
国家への従属感、
日本とアメリカの戦後のあり方など、
さまざまなテーマが込められている。
戦後編もじゅっくりと展開して欲しかったが、
中途半端に一気の終わった。
また、イージス艦「みらい」も沈没した。
最後が少々気になる終わり方であった。
(全43巻)
を読んだ。
昨年の暮からまとめ読みをすることにした。
10日以上かけて読んだ。
一日4冊前後読んでいたことになる。
大部過ぎて少々疲れた。
内容は面白かった。
現在の海上自衛隊の最新鋭のイージス艦が
第二次大戦直前の太平洋に
タイムスリップするという話である。
自衛隊の専守防衛、人命と戦争、
国家への従属感、
日本とアメリカの戦後のあり方など、
さまざまなテーマが込められている。
戦後編もじゅっくりと展開して欲しかったが、
中途半端に一気の終わった。
また、イージス艦「みらい」も沈没した。
最後が少々気になる終わり方であった。
2016年1月7日木曜日
002(1338) 漫画貧乏: 2016.01.07
佐藤秀峰著「漫画貧乏」
(ASIN B00KKD7XSE)
を読んだ。
デジタル版である。
佐藤氏が、なぜ漫画家書いているのか、
漫画家は儲からない実体を
実際の原稿料や収支をすべて公開して
出版社との確執を書いたものである。
そしてWEBで公開している理由を示したものである。
なかなか考えさせられるものであった。
応援したくなるものでもあった。
(ASIN B00KKD7XSE)
を読んだ。
デジタル版である。
佐藤氏が、なぜ漫画家書いているのか、
漫画家は儲からない実体を
実際の原稿料や収支をすべて公開して
出版社との確執を書いたものである。
そしてWEBで公開している理由を示したものである。
なかなか考えさせられるものであった。
応援したくなるものでもあった。
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