地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
芝村裕吏著「猟犬の國」を読んだ。日本のスパイ組織「イトウ家」の話である。そこのスパイが大阪で仕事をする。その世界観がなかなか明かされず、少しずつ示され想像するしかないところも多い。その際どさが更なる興味を湧き起こす。