川上紳一著「全地球凍結」
(ISBN4-08-720209-7 C0244)
をよんだ。
良い本である。
新しい地球科学のモデルが生まれる臨場感がある。
ホフマン氏がいかにそのモデルを
つくりあげていったか。
そのモデルに他の研究者はどのように対処したか。
そして日本のグループは
どのような貢献をしたか。
そのあたりの研究の背景がよくわかった。
私は、川上氏を知っている。
川上氏は大量の文献を集めて、
そこから重要な点を要約するという能力に長けている。
それをいろいろな分野で行ってきた。
最近は縞々学を中心にして
生命と地球、そして現在の中心課題である
全休凍結へ関心が進んでいる。
成果もそれなりに上がられている。
リーダーとして優れている。
しかし、私は、この本を読んで、
反面教師をそこに見た。
私が得た重要な教訓は、
自分でデータを出すこと。
そして自分の考えを打ち出すこと。
つまりゼロからスタートして、
自分流のものを作り上げること。
これこそが科学の醍醐味であろう。
これをしないとどんなに成果を出したとしても、
その面白さ、満足感は、
自分流の満足感とは比べ物にならないだろう。
科学は結果である。
しかし、人間は心である。
心が満足できないものに邁進する気は起きない。
だから、私は、自分の今のやり方は
間違っていないと思えた。
そんなことを強く感じさせてくれた本である。
2003年11月13日木曜日
2003年10月25日土曜日
61(140) 地球外生命体 存在確率: 2003.10.25
アミーア・D・アクゼル著「地球外生命体 存在確率」
(ISBN4-562-03195-6 C0098)
を読んだ。
アクゼルの著作である。
前半は面白くなかったが、
後半の統計部分は面白かった。
インスペクションン・パラドックスなどは、
統計を常識的誤解して使っていることを
統計学がその間違いを教えてくれる。
しかし、最終的な答えを出すときの方法には疑問がある。
地球外生命体の存在確率は1という答えを出すのである。
(ISBN4-562-03195-6 C0098)
を読んだ。
アクゼルの著作である。
前半は面白くなかったが、
後半の統計部分は面白かった。
インスペクションン・パラドックスなどは、
統計を常識的誤解して使っていることを
統計学がその間違いを教えてくれる。
しかし、最終的な答えを出すときの方法には疑問がある。
地球外生命体の存在確率は1という答えを出すのである。
60(139) 改訂日本砂浜紀行: 2003.10.25
江川善則著「改訂日本砂浜紀行」
(ISBN4-8231-0619-9 C0044)
を読んだ。
私がホームページでやっていることを
趣味として本にしたものである。
学術的なデータをとっているが、
目指す方向がわからないので、
その結論がない。
非常に面白い試みで、
これを本として出すことは有意義である。
しかし、だれかこも面白い素材を科学にする必要がないだろうか。
(ISBN4-8231-0619-9 C0044)
を読んだ。
私がホームページでやっていることを
趣味として本にしたものである。
学術的なデータをとっているが、
目指す方向がわからないので、
その結論がない。
非常に面白い試みで、
これを本として出すことは有意義である。
しかし、だれかこも面白い素材を科学にする必要がないだろうか。
59(138) 漂着物考 浜辺のミュージアム: 2003.10.25
石井忠ほか著「漂着物考 浜辺のミュージアム」
(ISBN4-87275-825-0 C0339)
を読んだ。
この本は漂着物についてのいろいろな考察がされている。
漂着物にも石ころと何か共通するところがある。
多くの人が興味をもっているのだが、
学問や系統だった考察がされていない。
一部の趣味的な扱いがされているだけである。
ただ面白いだけのものに終わるのか、
これをどう体系化していくのかが問題だ。
著者の1人に後輩の古生物学者がいたので、驚いた。
(ISBN4-87275-825-0 C0339)
を読んだ。
この本は漂着物についてのいろいろな考察がされている。
漂着物にも石ころと何か共通するところがある。
多くの人が興味をもっているのだが、
学問や系統だった考察がされていない。
一部の趣味的な扱いがされているだけである。
ただ面白いだけのものに終わるのか、
これをどう体系化していくのかが問題だ。
著者の1人に後輩の古生物学者がいたので、驚いた。
2003年10月5日日曜日
58(137) 暗号理論: 2003.10.05
伊藤正史著「図解雑学暗号理論」
(ISBN4-8163-3465-3 C0055)
を読んだ。
平易に書かれた暗号についての本である。
暗号の意味に変遷や、暗号に関する理論的内容が説明されている。
しかし、その内容に難易がさまざまでわかりやすいところと、
わかりにくいところあった。
しかし、図がほとんど不要な内容でった。
もう少し図の必要な内容にすべきであろう。
(ISBN4-8163-3465-3 C0055)
を読んだ。
平易に書かれた暗号についての本である。
暗号の意味に変遷や、暗号に関する理論的内容が説明されている。
しかし、その内容に難易がさまざまでわかりやすいところと、
わかりにくいところあった。
しかし、図がほとんど不要な内容でった。
もう少し図の必要な内容にすべきであろう。
57(136) 地磁気逆転X年: 2003.10.05
綱川秀夫著「地磁気逆転X年」
(ISBN4-00-500397-4 C0244)
を読んだ。
子供向けに平易に書かれた
地磁気についての本である。
なかなかいい本であった。
大学の研究室を舞台に、現実にあった事例を元に
高校生に教員、大学院生が地磁気に関して
各種の説明をするという構成になっている。
私は、地磁気の逆転に興味があったのだが、
予想通り電子機器には被害がありそうだが、
生物自体には大きな被害はなさそうである。
非常にいい本であった。
(ISBN4-00-500397-4 C0244)
を読んだ。
子供向けに平易に書かれた
地磁気についての本である。
なかなかいい本であった。
大学の研究室を舞台に、現実にあった事例を元に
高校生に教員、大学院生が地磁気に関して
各種の説明をするという構成になっている。
私は、地磁気の逆転に興味があったのだが、
予想通り電子機器には被害がありそうだが、
生物自体には大きな被害はなさそうである。
非常にいい本であった。
56(135) 寝ながら学べる構造主義: 2003.10.05
内田樹著「寝ながら学べる構造主義」
(ISBN4-16-660251-9 C0295)
を読んだ。
気軽に読めるようなタイトルだが、
じつは、独自の姿勢のものに書かれている。
確かに一般向けに書かれている。
しかし、構造主義の本質を
いかに、平易に伝えるかにに力が裂かれている。
なかなかいい本であった。
(ISBN4-16-660251-9 C0295)
を読んだ。
気軽に読めるようなタイトルだが、
じつは、独自の姿勢のものに書かれている。
確かに一般向けに書かれている。
しかし、構造主義の本質を
いかに、平易に伝えるかにに力が裂かれている。
なかなかいい本であった。
55(134) 科学の考え方・学び方: 2003.10.05
池内了著「科学の考え方・学び方」
(ISBN4-00-500272-2 C0240)
を読んだ。
池内氏が一気に書き上げた書である。
内容はそれなりに面白いものであった。
一気に書き上げたため、一気に読むには読みやすいが、
やはり引用や素材が、粗雑な感じがした。
自分の経験や、物語なら
このような書き方もいいのだが、
子供への科学への誘いの書だから、
もう少し丁寧に書いてほしかった。
その点が少し残念であった。
(ISBN4-00-500272-2 C0240)
を読んだ。
池内氏が一気に書き上げた書である。
内容はそれなりに面白いものであった。
一気に書き上げたため、一気に読むには読みやすいが、
やはり引用や素材が、粗雑な感じがした。
自分の経験や、物語なら
このような書き方もいいのだが、
子供への科学への誘いの書だから、
もう少し丁寧に書いてほしかった。
その点が少し残念であった。
54(133) 活火山富士山: 2003.10.05
読売新聞社特別取材班+小山真人ほか「活火山富士山」
(ISBN4-12-150096-2 C1244)
を読んだ。
富士山で作られたハザードマップに基づいた
さまざま考察をしている。
全国のハザード地域の取材もしている。
しかし、新聞の連載記事をもとにしているせいか、
寄せ集めた感じがする。
でも、災害、防災を中心にした本は重要である。
(ISBN4-12-150096-2 C1244)
を読んだ。
富士山で作られたハザードマップに基づいた
さまざま考察をしている。
全国のハザード地域の取材もしている。
しかし、新聞の連載記事をもとにしているせいか、
寄せ集めた感じがする。
でも、災害、防災を中心にした本は重要である。
2003年9月2日火曜日
53(132) 豊かさとは何か: 2003.09.02
暉峻淑子著「豊かさとは何か」
(ISBN4-00-430085-1 C0236)
を読んだ。
1989年に書かれた本だが、経済中心主義の異常さを指摘している。
しかし、どうすればいいのか。
国は、地方自治体は、企業、コミュニティ、家庭では、
という各面での解決策、解決例を示して欲しかった。
現状の批判ばかり、そしてヨーロッパのいいところばかりを紹介して、
日本の現状や国民性、歴史を踏まえた打開策を示して欲しかった。
批判ばかりで欲求不満になってしまった。
「生産の増大は、必ずしも豊かさに結びつかず、
かえって社会的にも個人的にもマイナスを与えている」
「社会保障と社会資本の充実こそは、
豊かさにとって、不可欠ものであることが痛感される。
それは人びとに安堵感を与え、平等に向かって道を拓き、
限りない競争から人びとを解放する。
追い立てられる活力ではなく、
ゆとりを持った創造的活力を発揮することが可能になる。」
「私はヨーロッパで「プライバシーのひとつは、
人の身のまわり半径50センチ以内に立ち入らぬこと」
と聞いたのを思い出す」
「アイヌの人々が、
「富を貯める人とは各個人の蔵にモノをためることではなく、
大地を豊饒に、自然を豊かにし、
自然の中に富を貯めることだ」と言ったのは、
きくべき言葉ではないだろうか。
(ISBN4-00-430085-1 C0236)
を読んだ。
1989年に書かれた本だが、経済中心主義の異常さを指摘している。
しかし、どうすればいいのか。
国は、地方自治体は、企業、コミュニティ、家庭では、
という各面での解決策、解決例を示して欲しかった。
現状の批判ばかり、そしてヨーロッパのいいところばかりを紹介して、
日本の現状や国民性、歴史を踏まえた打開策を示して欲しかった。
批判ばかりで欲求不満になってしまった。
「生産の増大は、必ずしも豊かさに結びつかず、
かえって社会的にも個人的にもマイナスを与えている」
「社会保障と社会資本の充実こそは、
豊かさにとって、不可欠ものであることが痛感される。
それは人びとに安堵感を与え、平等に向かって道を拓き、
限りない競争から人びとを解放する。
追い立てられる活力ではなく、
ゆとりを持った創造的活力を発揮することが可能になる。」
「私はヨーロッパで「プライバシーのひとつは、
人の身のまわり半径50センチ以内に立ち入らぬこと」
と聞いたのを思い出す」
「アイヌの人々が、
「富を貯める人とは各個人の蔵にモノをためることではなく、
大地を豊饒に、自然を豊かにし、
自然の中に富を貯めることだ」と言ったのは、
きくべき言葉ではないだろうか。
2003年8月31日日曜日
52(131) アリになったカメラマン: 2003.08.31
栗林慧著「アリになったカメラマン」
(ISBN4-06-210944-1 C0072)
を読んだ。
栗林氏は昆虫写真家である。
アリの世界を取りたいために、
特殊なカメラを自分で開発してしまった人である。
以前テレビで、栗林氏の世界を紹介していたのを見た。
また、その作品も見ていた。
その人が子供向けに本を書いたのである。
知りたいこと、見たいことがある。
でもそれを実現できる道具がない。
ないものは自分でつくる。
単純な発想だが、なかなかできないことである。
私は、そんなやり方に共感を覚える。
私もそんな世界を築きたいと思っている。
(ISBN4-06-210944-1 C0072)
を読んだ。
栗林氏は昆虫写真家である。
アリの世界を取りたいために、
特殊なカメラを自分で開発してしまった人である。
以前テレビで、栗林氏の世界を紹介していたのを見た。
また、その作品も見ていた。
その人が子供向けに本を書いたのである。
知りたいこと、見たいことがある。
でもそれを実現できる道具がない。
ないものは自分でつくる。
単純な発想だが、なかなかできないことである。
私は、そんなやり方に共感を覚える。
私もそんな世界を築きたいと思っている。
2003年8月30日土曜日
51(130) ユニバーサル・デザイン: 2003.08.30
川内美彦著「ユニバーサル・デザイン」
(ISBN4-7615-2258-5 C0052)
を走り読みした。
有名なロン・メイスと親しくていたようだ。
アメリカの多くの障害者にかかわる人の取材をしている。
しかし、アメリカは障害に関する先進国かもしれないが、
日本には日本のやり方があるのではないかという気がした。
そんなオリジナリティを感じず、
途中でやめてしまった。
(ISBN4-7615-2258-5 C0052)
を走り読みした。
有名なロン・メイスと親しくていたようだ。
アメリカの多くの障害者にかかわる人の取材をしている。
しかし、アメリカは障害に関する先進国かもしれないが、
日本には日本のやり方があるのではないかという気がした。
そんなオリジナリティを感じず、
途中でやめてしまった。
50(129) 火山とクレーターを旅する: 2003.08.30
白尾元理著「火山とクレーターを旅する」
(ISBN4-8052-0705-1 C3044)
を読んだ。
白尾氏とは面識があるのだが、
彼がこれほど撮影に努力しているをみて、
私も、今自分がやっていること、
しつこくやり続けていれば、
それになりせいから上がられるのではないかと感じた。
そして、それはあるときは人を感動させることにもなると思った。
(ISBN4-8052-0705-1 C3044)
を読んだ。
白尾氏とは面識があるのだが、
彼がこれほど撮影に努力しているをみて、
私も、今自分がやっていること、
しつこくやり続けていれば、
それになりせいから上がられるのではないかと感じた。
そして、それはあるときは人を感動させることにもなると思った。
49(128) 折り紙飛行機進化論: 2003.08.30
戸田拓夫著「折り紙飛行機進化論」
(ISBN4-14-088076-7 C0276)
を読んだ。
これは、子供が紙飛行機を飛ばしたがっていたので、
違った種類の飛行機を作ってあげるために読んだ。
いろいろなものが出ていたが、
いくつか折ったやはりすぐ飽きてしまった。
こんなものかもしれない。
(ISBN4-14-088076-7 C0276)
を読んだ。
これは、子供が紙飛行機を飛ばしたがっていたので、
違った種類の飛行機を作ってあげるために読んだ。
いろいろなものが出ていたが、
いくつか折ったやはりすぐ飽きてしまった。
こんなものかもしれない。
2003年8月13日水曜日
48(127) 大江戸生活事情: 2003.08.13
石川英輔著「大江戸生活事情」
(ISBN4-04-263431-7 C0195)
を読んだ。
カバンに入れていて、出かけて時間があるとき読んでいた本だ。
江戸時代に合理精神が理解できる本である。
ネタは、以前のシリーズとほとんど同じである。
(ISBN4-04-263431-7 C0195)
を読んだ。
カバンに入れていて、出かけて時間があるとき読んでいた本だ。
江戸時代に合理精神が理解できる本である。
ネタは、以前のシリーズとほとんど同じである。
47(126) 文学部唯野教授: 2003.08.13
筒井康隆著「文学部唯野教授」
(ISBN4-00-260097-1 C0393)
を読んだ。
以前読んだのだが、ストーリのほうに興味があり、
批評に関する興味はなかった。
しかし、今回は、文学理論に関することに興味があった。
すると、小説のストーリ展開は、逆に興味がなく、
以前はまったく違うところに興味がでてきた。
すると、同じ作品でもまったく違った読み方ができるようになるのだ。
同じものでも、目的が違うとこれほど、
違った印象を持つのかということを
あらためて気づいた。
(ISBN4-00-260097-1 C0393)
を読んだ。
以前読んだのだが、ストーリのほうに興味があり、
批評に関する興味はなかった。
しかし、今回は、文学理論に関することに興味があった。
すると、小説のストーリ展開は、逆に興味がなく、
以前はまったく違うところに興味がでてきた。
すると、同じ作品でもまったく違った読み方ができるようになるのだ。
同じものでも、目的が違うとこれほど、
違った印象を持つのかということを
あらためて気づいた。
46(125) 図学雑学 複雑系: 2003.08.13
今野紀雄著「図学雑学 複雑系」
(ISBN4-8163-2389-9 C0041)
をだいぶ以前に読んだ。
複雑系の概説書である。
依然読んだような気がするが、
ほとんど覚えたいなかった。
だから、概要を復習するためによかった。
(ISBN4-8163-2389-9 C0041)
をだいぶ以前に読んだ。
複雑系の概説書である。
依然読んだような気がするが、
ほとんど覚えたいなかった。
だから、概要を復習するためによかった。
2003年8月11日月曜日
45(124) 仮説実験授業のABC: 2003.08.11
板倉聖宣著「仮説実験授業のABC」
(ISBN4-7735-0127-8 C0037)
をだいぶ以前に読んだ。
板倉氏の講演会の記録を起こしたものである。
そのために本人もいっているが、
論理的でないこともある。
しかし、伝えたいことはなんとなくわかる。
また、仮説実験授業の骨子のようなものが伝わる。
しかし、私に、この方法論は利用できるが、
乗っかることができない。
これは、以前にも感じていたことだ。
しかし、方法論、あるいは姿勢は
参考になるところがある。
したがって、今後も板倉氏の著書は
読んでいくつもりである。
(ISBN4-7735-0127-8 C0037)
をだいぶ以前に読んだ。
板倉氏の講演会の記録を起こしたものである。
そのために本人もいっているが、
論理的でないこともある。
しかし、伝えたいことはなんとなくわかる。
また、仮説実験授業の骨子のようなものが伝わる。
しかし、私に、この方法論は利用できるが、
乗っかることができない。
これは、以前にも感じていたことだ。
しかし、方法論、あるいは姿勢は
参考になるところがある。
したがって、今後も板倉氏の著書は
読んでいくつもりである。
2003年7月10日木曜日
44(123) 単位がわかると物理がわかる: 2003.07.10
和田純夫・大上雅史・根本和昭著
「単位がわかると物理がわかる」
(ISBN4-86064-013-6 C0042)
を読んだ。
面白かった。
単位について知らないことがいろいろわかった。
そして、その究極として、自然に対する
人類の智恵の及び方がわかったような気がする。
そして、まだ、私たちはわからないことが
いろいろあることも知らされた。
「単位がわかると物理がわかる」
(ISBN4-86064-013-6 C0042)
を読んだ。
面白かった。
単位について知らないことがいろいろわかった。
そして、その究極として、自然に対する
人類の智恵の及び方がわかったような気がする。
そして、まだ、私たちはわからないことが
いろいろあることも知らされた。
2003年6月30日月曜日
45(123) 科学的とはどういうことか: 2003.06.30
板倉聖宜著「科学的とはどういうことか」
(ISBN4-7735-0016-6 C0300)
を読んだ。
なかなか面白い本である。
そして、板倉氏の文章のうまさがあらわれている。
板倉氏のいつもの主張が表れている。
このような驚くようなネタが
どこでも、いつでも、見つかればいいのだが、
それがなかなかできないから苦労するのである。
これはこれで、手法としては成立すると思う。
そして、このネタが続く限り、独創性は維持できる。
でも、ネタがなくなったとき、どうなるのか。
仮説実験授業という手法は残るのだろう。
それはそれでいい。
でも、この本で人を驚かせ、感動させたような手法は
残らないのだろう。
むつかしいところだ。
(ISBN4-7735-0016-6 C0300)
を読んだ。
なかなか面白い本である。
そして、板倉氏の文章のうまさがあらわれている。
板倉氏のいつもの主張が表れている。
このような驚くようなネタが
どこでも、いつでも、見つかればいいのだが、
それがなかなかできないから苦労するのである。
これはこれで、手法としては成立すると思う。
そして、このネタが続く限り、独創性は維持できる。
でも、ネタがなくなったとき、どうなるのか。
仮説実験授業という手法は残るのだろう。
それはそれでいい。
でも、この本で人を驚かせ、感動させたような手法は
残らないのだろう。
むつかしいところだ。
登録:
投稿 (Atom)