2002年4月6日土曜日

22 もったいない:2002.04.06

山口昭著「もったいない 常識への謀反」(ISBN4-478-33041-7 C0034)を読む。
久しぶりに本を一冊読みきった。家にいるときの開き時間によんだものである。
北海道に来て、一番先に考えたこと、それは、終(つい)の地となること、そして、自分の気に入った家に住むこと。湯河原の持ち家を購入するとき、建築や別荘などについて書かれて本を読んだ。そのとき読んで、一番感動したのは、赤池学・金谷年展著「世界でいちばん住みたい家」(ISBN4-484-98102-5 C0036)であった。
そのなかで紹介された家に住みたいと思った。私の気に入った家は、「木の城たいせつ」という変わった名前の建築会社が立てたものである。「木の城たいせつ」は、北海道でしか建てられない。だから、神奈川にいる時は住めなかったのである。北海道でないと住めない家なのだ。山口氏は、その「木の城たいせつ」の創業者でありオーナーである。
本書は、山口氏の生い立ちと、「木の城たいせつに」の企業姿勢にいたる経緯を書かれている。本書は、家の近くにあった「木の城たいせつ」のモデルハウスを見に行った翌日、営業の人が来て、置いていったものである。そして、今日、栗山にある「木の城たいせつ」の本拠地のモデルルームを見に連れていってもらう。栗山は家から近いのである。