Library 地質学者の書庫
地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私が
つれづれなるままに読んだ本を記録しています。
2003年5月1日木曜日
32(110) 大江戸仙女暦: 2003.05.01
石川英輔著「大江戸仙女暦」
(ISBN4-06-263972-6)
を読んだ。
面白かった。
江戸時代のよさ、悪さなど
いろいろな視点を感じられた。
「みんながおしなべて貧乏なら、
福の神も少ない代わりに、災いの神の数も少なかったし、
人間は、もともと貧乏な人が圧倒的に多いのが普通でしょう。
その状態でのトラブルなら、
原因も単純で、過去の知識が生かせるから解決しやすくて、
昔話みたいに、お年寄りの智恵を借りれば
解決できることも多かったと思うわ」
次の投稿
前の投稿
ホーム