2003年5月31日土曜日

39(117) 文科系のための科学・技術入門: 2003.05.31

志村史夫著「文科系のための科学・技術入門」
(ISBN4-48005986-5 C0240)
を読んだ。

ゲーテは「熟視は観察へ、観察は思考へ、思考は統合へと
かならずや移行するものであって、
だから世界を注意深く眺めているだけで、
われわれはすでに理論化をおこなっているというこおができる」

「理科系の人」は、きちんと筋道を立てて考えること
”自然”と自然科学から学ぶのです

マンフォードは、「芸術と技術」の中で、
芸術について「芸術とは、人間が単なる動物として
存続するための必要条件を超えて、意味と価値のある世界を
自分で創造しようという必要から生じます」

”科学”の本質は、自然を対象にした知的好奇心を
満足させることであり、”科学”を進める最も基本的な力は
その知的好奇心そのものなのです

”技術(=機械)”が明確なる物質的な目的と
損得(経済概念)を持つ