2003年12月21日日曜日

68(147) 哲学ってなんだ: 2003.12.21

竹田青嗣著「哲学ってなんだ」
(ISBN4-00-500415-6 C0210)
を読んだ。

前半は面白かった。
しかし、竹田氏が専門としている現象学になると、
とたんに面白くなくなる。
あるいは、近代のヘーゲル以降の話になると面白くなくなる。
これは、なぜなのだろう。
これは彼のせいではなく、
内容が私の興味とは違うからなのだろうか。
それとも近代の哲学が現実の人間の思うことと遊離しているのではないか。
それとも意識が高度になったせいか。
それとも近代人が馬鹿になってきたか。
それとも私がこれを読む能力がないか。
判断できない。
でも、古代や近世の哲学は、解説されるとよくわかる。
なのに、いくら解説されても、わかりにくいし、
まして面白くない。
なぜなのだろう。
いつもここに疑問がたどり着く。