2007年6月8日金曜日

25(310)地球温暖化は本当か?: 2007.06.08

矢沢潔著「地球温暖化は本当か?」
(ISBN4-7741-3001-X C3004)
を読んだ。
なかなか面白い本であったが、
少々ヒステリックに書かれているところがある。
内容的には私の支持したいものである。
冷静に論理的に書かなければならないが、
どうしても反論には、反証だけを示し、
それの反証で論を論破したとして
自分の論についての不確かさを
無視して話すようなことが気になった。
反論を示せば、対案を論理的に示し、
どうすればいいのか、いままでの論において
無視すべきでない成果もあるはずだから、
全否定ではなく、成果を取り入れようにすべきである。
しかしこれはなかなか難しいことではあるが、
私の同じ立場の論者として注意すべきでことであることに
気づかせてくれた。
相手は大きい集団で、正論、世論となり、
そして行政と結びついている。
心して向かわなければならない。