Library 地質学者の書庫
地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私が
つれづれなるままに読んだ本を記録しています。
2008年2月26日火曜日
18(385) 陪審法廷:2008.02.26
楡周平著「陪審法廷」
(ISBN978-4-6-213894-9 C0093)
を読んだ。
日本でもこれから裁判員制度がおこなわれる。
アメリカの陪審員制度の問題点を示す小説である。
明らかな殺人があり、その犯人は15歳で
犯行動機もはっきりしている。
しかし、陪審員は有罪か無罪かをきめるだけで、
その罪のないようについて評価を下せない。
それを問題として提起した小説である。
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