2012年7月22日日曜日

50(867)「地球のからくり」に挑む: 2012.07.22

大河内直彦著「「地球のからくり」に挑む」
(ISBN978-4-10-610472-5 C0240)
を読んだ。
エネルギーの基づく、人類の歴史。
エネルギーベースでみる人類の活動状況。
太陽から受けたエネルギーとの比較。
空気中の窒素からアンモニアの合成から、
肥料革命、火薬革命へ。
石油、石炭の起源と地球サイクル。
ここのパーツは既知であっても、
ストーリーや視点がユニークである。
なんといっても、文章が読みやすく、
内容に引き込まれる。
前著に続いていい本である。
いや、いい書き手なのかもしれない。