青柳碧人著「希土類少女」
(ISBN978-4-06-217645-3 C0093)
を読んだ。
以前に購入していたものを休日に読んだ。
レアメタルを体から出す特異な若い女性たちが
日本だけに出現したという不思議な設定で
ストーリが進む。
その中の希土類を出す、少女を中心話がすすむ。
あまりおもしろくなかった。
2014年6月30日月曜日
2014年6月28日土曜日
75(1104) 月魚: 2014.06.28
三浦しをん著「月魚」
(ISBN978-4-04-373602-7 C0193)
を読んだ。
若い古本屋の二人が抱えた
わだかまりが
ささやかな出来事で変化する。
韜晦するのではなく。
変化である。
淡々としているが
心にしみる小説であった。
(ISBN978-4-04-373602-7 C0193)
を読んだ。
若い古本屋の二人が抱えた
わだかまりが
ささやかな出来事で変化する。
韜晦するのではなく。
変化である。
淡々としているが
心にしみる小説であった。
2014年6月26日木曜日
74(1103) 骨と石榴と夏休み: 2014.06.26
太田紫織著「櫻子さんの足下には死体が埋まっている
骨と石榴と夏休み」
(ISBN978-4-04-100839-3 C0193)
を読んだ。
骨の大好きな櫻子が
いろいろなミステリーを解決していく。
個性的な主人公とワトソン役の高校生、
そして毎回よく練られた設定と知識。
なかなか面白い。
旭川が舞台なのもいい。
骨と石榴と夏休み」
(ISBN978-4-04-100839-3 C0193)
を読んだ。
骨の大好きな櫻子が
いろいろなミステリーを解決していく。
個性的な主人公とワトソン役の高校生、
そして毎回よく練られた設定と知識。
なかなか面白い。
旭川が舞台なのもいい。
2014年6月23日月曜日
73(1102) 日本の聖なる石を訪ねて: 2014.06.23
須田郡司著「日本の聖なる石を訪ねて
知られざるパワー・ストーン300ヶ所」
(ISBN978-4-396-11252-3 C0228)
を読んだ。
写真家の須田氏が
日本の石の聖地を訪ねて写真をとった作品である。
最初にあった研究者との対話は
なかなか含蓄があって面白かった。
内容は石の聖地を巡った時の内容で
石の巡礼のための案内でもある。
私のいくつか行ったところもはっている。
そしてその場を訪れた時、
不思議な感動があったこと記憶している。
知られざるパワー・ストーン300ヶ所」
(ISBN978-4-396-11252-3 C0228)
を読んだ。
写真家の須田氏が
日本の石の聖地を訪ねて写真をとった作品である。
最初にあった研究者との対話は
なかなか含蓄があって面白かった。
内容は石の聖地を巡った時の内容で
石の巡礼のための案内でもある。
私のいくつか行ったところもはっている。
そしてその場を訪れた時、
不思議な感動があったこと記憶している。
72(1101) 聖: 2014.06.23
山本おさむ著「聖(さとし)
天才・羽生が恐れた男」(全9巻)
を読んだ。
山本氏のマンガである。
棋士、村山聖をモデルにして
漫画化した作品である。
ネフローゼ症候群という難病を患いながら、
棋士として生きた
村山の激しい将棋への執念と
それが何故生まれたのかを
ストーリに軸にしている。
迫力ある作品であった。
山本氏の奥さんも同病であった。
この作品の終わりのころに
奥さんの死を迎えたようだ。
そんな悲しみ、苦しみが
作品にも 現れている気がする。
天才・羽生が恐れた男」(全9巻)
を読んだ。
山本氏のマンガである。
棋士、村山聖をモデルにして
漫画化した作品である。
ネフローゼ症候群という難病を患いながら、
棋士として生きた
村山の激しい将棋への執念と
それが何故生まれたのかを
ストーリに軸にしている。
迫力ある作品であった。
山本氏の奥さんも同病であった。
この作品の終わりのころに
奥さんの死を迎えたようだ。
そんな悲しみ、苦しみが
作品にも 現れている気がする。
2014年6月21日土曜日
71(1100) シュナの旅: 2014.06.21
宮﨑駿著「シュナの旅」
(ISBN978-4-19-669510-3 C0174)
を読んだ。
1983年に書かれた作品で
ネパールの民話を元にしたものだ。
主人公もストーリも独自だが、
世界観が「風の谷のナウシカ」に非常に似ている。
「風の谷のナウシカ」の連載と
同時期に描かれていたようだ。
ここから生み出されたような気がする。
(ISBN978-4-19-669510-3 C0174)
を読んだ。
1983年に書かれた作品で
ネパールの民話を元にしたものだ。
主人公もストーリも独自だが、
世界観が「風の谷のナウシカ」に非常に似ている。
「風の谷のナウシカ」の連載と
同時期に描かれていたようだ。
ここから生み出されたような気がする。
70(1099) はじまりのはる 2: 2014.06.21
端野洋子著「はじまりのはる 2」
(ISBN978-4-06-387947-6 C9979)
を読んだ。
先日読んだ、続編である。
被災者として高校生が
どう立ち向かうかの話である。
今後どうなるか気になるが、
本では2013年時点での話であった。
終わりのようになっていたので、
今後は続かないのだろうか。
(ISBN978-4-06-387947-6 C9979)
を読んだ。
先日読んだ、続編である。
被災者として高校生が
どう立ち向かうかの話である。
今後どうなるか気になるが、
本では2013年時点での話であった。
終わりのようになっていたので、
今後は続かないのだろうか。
2014年6月20日金曜日
69(1098) 暗号と情報社会: 2014.06.20
辻井重男著「暗号と情報社会」
(ISBN4-16-660078-8 C0295)
を読んだ。
初版が1999年の本であるので、
情報関係の本としては
内容が大分古くなっている部分もあるが、
公開鍵の数学的説明が
文系にもわかりするくなるようになれている。
数学の原理をつかって
公開鍵で暗号化したものを
ある人だけ持つ鍵で復号化する数学原理である。
素数の掛け算が公開鍵で
その素数を使った割り算と余りの関係を
復号方法として利用しているということだ。
少々わかりにくいところがあるが、
概要は押さえられた。
(ISBN4-16-660078-8 C0295)
を読んだ。
初版が1999年の本であるので、
情報関係の本としては
内容が大分古くなっている部分もあるが、
公開鍵の数学的説明が
文系にもわかりするくなるようになれている。
数学の原理をつかって
公開鍵で暗号化したものを
ある人だけ持つ鍵で復号化する数学原理である。
素数の掛け算が公開鍵で
その素数を使った割り算と余りの関係を
復号方法として利用しているということだ。
少々わかりにくいところがあるが、
概要は押さえられた。
68(1097) はじまりのはる1: 2014.06.20
端野洋子著「はじまるのはる1」
(ISBN978-4-06-387897-4 C9979)
を読んだ。
農村地帯の高校生の群像であったのが
震災を期に、震災を高校生たちは
どう立ち向かっていくのかを
テーマにした作品群になっている。
2巻もあるので読む予定だ。
(ISBN978-4-06-387897-4 C9979)
を読んだ。
農村地帯の高校生の群像であったのが
震災を期に、震災を高校生たちは
どう立ち向かっていくのかを
テーマにした作品群になっている。
2巻もあるので読む予定だ。
67(1096) 富士山噴火: 2014.06.20
鎌田浩毅著「富士山噴火
ハザードマップで読み解く「Xデー」」
(ISBN978-4-06-257576-8 C0244)
を読んだ。
作成された富士山のハザードマップを
市民たちにわかりやすく解説するために書かれたそうだ。
富士山固有の事例だけでなく
広く火山噴火に伴う災害の解説にもなっている。
カラー版の新書で関係者に重宝しそうだ。
ハザードマップで読み解く「Xデー」」
(ISBN978-4-06-257576-8 C0244)
を読んだ。
作成された富士山のハザードマップを
市民たちにわかりやすく解説するために書かれたそうだ。
富士山固有の事例だけでなく
広く火山噴火に伴う災害の解説にもなっている。
カラー版の新書で関係者に重宝しそうだ。
2014年6月16日月曜日
66(1095) 医学は科学でない: 2014.06.16
米山公啓著「医学は科学でない」
(ISBN4-480-06278-5 C0236)
を読んだ。
現役の医者が、医学の経験的なところ
科学的でないところ、
日本の特殊性などをまとめている。
そして人間の心の問題として
医療のあり方に疑問を呈した書である。
なかなかおもしろい。
(ISBN4-480-06278-5 C0236)
を読んだ。
現役の医者が、医学の経験的なところ
科学的でないところ、
日本の特殊性などをまとめている。
そして人間の心の問題として
医療のあり方に疑問を呈した書である。
なかなかおもしろい。
65(1094) いちえふ: 2014.06.16
竜田一人著「いちえふ」
(ISBN978-4-06-388318-3 C9979)
を読んだ。
売れない漫画家が
紆余曲折の後
福島第一原発で作業員として働く。
その体験をマンガにした作品である。
現場の声として、
どのような悲惨さ、苛酷さがあるのか。
外からは決して伺いしれない、
作業員の気持ちがわかる。
(ISBN978-4-06-388318-3 C9979)
を読んだ。
売れない漫画家が
紆余曲折の後
福島第一原発で作業員として働く。
その体験をマンガにした作品である。
現場の声として、
どのような悲惨さ、苛酷さがあるのか。
外からは決して伺いしれない、
作業員の気持ちがわかる。
2014年6月13日金曜日
64(1093) 知的余生の方法: 2014.06.13
渡部昇一著「知的余生の方法」
(ISBN978-4-10-610393-3 C0210)
を読んだ。
1976年に発行された
「知的生活の方法」から
40年近い年月が流れ、
著者も傘寿になった。
かつて私も読んで影響を受けた記憶がある。
渡部氏は減税でも精力的に知的活動をしている。
その方法や達観を
多彩な知識をもとに書かれたものである。
ただし、その域に達していない者にとっては、
ピンと来ない内容かもしれない。
(ISBN978-4-10-610393-3 C0210)
を読んだ。
1976年に発行された
「知的生活の方法」から
40年近い年月が流れ、
著者も傘寿になった。
かつて私も読んで影響を受けた記憶がある。
渡部氏は減税でも精力的に知的活動をしている。
その方法や達観を
多彩な知識をもとに書かれたものである。
ただし、その域に達していない者にとっては、
ピンと来ない内容かもしれない。
63(1092) 玄い女神: 2014.06.13
篠田真由美著「玄い女神」
(ISBN4-06-264940-3 C0193)
を読んだ。
建築探偵の桜井京介のシリーズの第二弾である。
今回は洋館は出てくるが
舞台であって、主役ではない。
密室が出てくるが
その謎解きが主となっている。
トリック、書くに部屋、隠し階段などが出てくるが
それも主ではない。
なぜ10年前の殺人があったのが、
その時の関係者が今回も死んだ。
それは何故か。
非常に複雑な構成だが、
人間模様のミステリーとして読むと
興味深い内容となる。
(ISBN4-06-264940-3 C0193)
を読んだ。
建築探偵の桜井京介のシリーズの第二弾である。
今回は洋館は出てくるが
舞台であって、主役ではない。
密室が出てくるが
その謎解きが主となっている。
トリック、書くに部屋、隠し階段などが出てくるが
それも主ではない。
なぜ10年前の殺人があったのが、
その時の関係者が今回も死んだ。
それは何故か。
非常に複雑な構成だが、
人間模様のミステリーとして読むと
興味深い内容となる。
2014年6月6日金曜日
61(1090) 完全なる首長竜の日: 2014.06.06
乾緑郎著「完全なる首長竜の日」
(ISBN978-4-7966-8787-4 C0193)
を読んだ。
植物状態の人間とコンタクトできる装置があり、
そこで繰り広げられる
虚実の入り混じった不思議な物語である。
評価が高い作品だが、
私には少々ややこしすぎて
楽しめないことがあった。
(ISBN978-4-7966-8787-4 C0193)
を読んだ。
植物状態の人間とコンタクトできる装置があり、
そこで繰り広げられる
虚実の入り混じった不思議な物語である。
評価が高い作品だが、
私には少々ややこしすぎて
楽しめないことがあった。
2014年6月4日水曜日
60(1089) 幻影館へようこそ: 2014.06.04
珈古屋圭市著「幻影館へようこそ
推理バトル・ロワイアル」
(ISBN978-4-8002-1905-3 C0193)
を読んだ。
ARを現実に重ねる仕組みを用いて
民家をミステリーの体感ゲームの会場になっている。
そのモニターに選ばれた人が、
謎を解いていく。
しかし、最後にどんでん返しがまっていた。
推理バトル・ロワイアル」
(ISBN978-4-8002-1905-3 C0193)
を読んだ。
ARを現実に重ねる仕組みを用いて
民家をミステリーの体感ゲームの会場になっている。
そのモニターに選ばれた人が、
謎を解いていく。
しかし、最後にどんでん返しがまっていた。
2014年6月1日日曜日
59(1088) コロボックル絵物語: 2014.06.01
有川浩著、村上勉絵「コロボックル絵物語」
(ISBN978-4-06-218906-4 C0093)
を読んだ。
昔読んだコロボックル物語が
有川浩の手によって再スタートする。
もともとの著者の佐藤さとるも進めた続編のスタートである。
この物語は始まりを告げつ本である。
挿絵家も存命で絵を書いているのがいい。
今後の展開に期待したい。
(ISBN978-4-06-218906-4 C0093)
を読んだ。
昔読んだコロボックル物語が
有川浩の手によって再スタートする。
もともとの著者の佐藤さとるも進めた続編のスタートである。
この物語は始まりを告げつ本である。
挿絵家も存命で絵を書いているのがいい。
今後の展開に期待したい。
58(1087) 震源: 2014.06.01
真保裕一著「震源」
(ISBN4-06-263358-2 C0193)
を読んだ。
地震と火山を扱う気象庁の公務員が主人公のサスペンスである。
ストーリが壮大で気象庁や地質の火山についても
詳しく取材していることがわかる。
その上での国際的な諜報戦が見え隠れする複雑な内容だが、
わかりやすく構成されている。
なかなか大部の本であるが
読み応えがあった。
(ISBN4-06-263358-2 C0193)
を読んだ。
地震と火山を扱う気象庁の公務員が主人公のサスペンスである。
ストーリが壮大で気象庁や地質の火山についても
詳しく取材していることがわかる。
その上での国際的な諜報戦が見え隠れする複雑な内容だが、
わかりやすく構成されている。
なかなか大部の本であるが
読み応えがあった。
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