2014年6月20日金曜日

69(1098) 暗号と情報社会: 2014.06.20

辻井重男著「暗号と情報社会」
(ISBN4-16-660078-8 C0295)
を読んだ。
初版が1999年の本であるので、
情報関係の本としては
内容が大分古くなっている部分もあるが、
公開鍵の数学的説明が
文系にもわかりするくなるようになれている。
数学の原理をつかって
公開鍵で暗号化したものを
ある人だけ持つ鍵で復号化する数学原理である。
素数の掛け算が公開鍵で
その素数を使った割り算と余りの関係を
復号方法として利用しているということだ。
少々わかりにくいところがあるが、
概要は押さえられた。