Library 地質学者の書庫
地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私が
つれづれなるままに読んだ本を記録しています。
2018年3月3日土曜日
024(1610) でんでら国 上:2018.0303
平谷美樹著「でんでら国 上」
を読んだ。
江戸時代の陸奥国の小さな外館藩の太平村で、
60歳になると、姥捨ての習慣が
秘密裏におこなわれていた。
しかし、年寄りたちは、山奥にひっそりと
村を作って暮らしていた。
ある日、代官たちが隠し田を探すために入ってくる。
その攻防が面白い。
しかし、背景に高齢化社会のあり方についての
考えがしめされている。
次の投稿
前の投稿
ホーム