地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
栗本薫著「絃の聖域」
を読んだ。
長唄の三味線の家元で起こる殺人事件。
殺人事件から、家元の奇妙な家庭、事情がわかってくる。
4つの連続殺人事件となるが、
伊集院の謎解きで事件は一旦解決する。
しかし、その後、どんでん返しの謎解きがある。
その背景には、家元の家庭の奇妙な事情があることが明かされる。
伊集院大介のデビューの登場である。
栗本自身が吉川英治文学新人賞受賞した作品である。