地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
ヤマダマコト著「勇魚神・第1部: 空飛ぶ鯨」を読んだ。勇魚神と書いてイサナガミ」と読む。勇魚はクジラのことである。イサナガミとは空を飛ぶクジラのことで、新津の街には、空飛ぶクジラが一部の子どもに見える。見える子どもは時々チョウに襲われ意識不明や死亡することが時々起こっていた。しかし、大人たちはそれを知っていながら秘密にしていた。そこの30年前に生きた少女が突然出現する。街の不思議を解明していく謎解き伝奇でもある。