地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
笹本稜平著「アイスクライシス」を読んだ。北極で調査をしている民間企業のグループ。ロシアが北極海中で水爆の実験を実施した。氷床は溶け出し、割れ目ができだした。そんな危機から脱出できるのか。ひたすら雪上車で逃げていく。そこにロシアの原潜も証拠隠滅のために向かっていく。アメリカの救助に消極的である。サスペンスの物語である。