万城目学著「べらぼうくん」
を読んだ。
大学生から小説家になりまでのエッセイである。
筆が遅いこと、それは2つの仕事ができないという
自身の性格のためである。
小説を書くための苦労?も紹介されている。
寡作な作家だが、
次なる小説を期待しているのだが、
気長に待つしかなそさうだ。
万城目学著「べらぼうくん」
を読んだ。
大学生から小説家になりまでのエッセイである。
筆が遅いこと、それは2つの仕事ができないという
自身の性格のためである。
小説を書くための苦労?も紹介されている。
寡作な作家だが、
次なる小説を期待しているのだが、
気長に待つしかなそさうだ。
矢野徹著「カムイの剣 4」
を読んだ。
カムイを殺害しようとする組織がでてきた。
日本からアメリカへ向かう日本の
幹部と留学生の乗る巨大船で起こそうとした。
それをカムイみずから阻止した。
日本、アメリカだけでなく、
明治維新直後の正解情勢が書かれている。
麻見和史著「聖者の凶数 警視庁殺人分析班」
を読んだ。
警察小説のシリーズの第5作である。
4つの連続殺人事件が起こった。
犯人像が性格異常者、怨恨、
消防関係者など変化していく。
4つの殺人の中には
別の目的の事件が混在していた。
その目的は、過去のあった犯罪と
止むに止まれぬ事情が関係していた。
矢野徹著「カムイの剣 3」
を読んだ。
明治維新以降の次郎と政府との
関わりがストーリーとなっている。
明治の史実を可能な限り再現しながら、
進められている。
小説の体をとっているが、
史実を追っているのが中心のような小説である。
司馬遼太郎の小説、
特に「空海の景色」に似ている。
七瀬晶著「SE神谷翔のサイバー事件簿3」
を読んだ。
3つの短編と電子版の特別編が掲載されている。
いつものよう事件を軟弱なSE神谷が解決していくが。
しかし、「光の道」とそこに関係している
黒川とその妹の美咲の関係や経緯が全く不明であった。
最後の特別編で紹介される。
しかしもう少しじっくりと丁寧に
説明して解決したほうがいいのだが。
矢野徹著「カムイの剣 2」
を読んだ。
1に続いて、2も一気読みとなる。
次郎は蝦夷でアイヌを救う男になっている。
次郎は親を殺された恨みで天海に復讐に燃える。
知床からカムチャツカ、北米大陸、そして秘宝をみつける。
そして身分を貴族の富豪に変え、日本に戻る。
そして天海と背後にある謎を追う。
矢野徹著「カムイの剣 1」
を読んだ。
以前、読んだはずだが、全く忘れている。
その時面白いと思っていたので、再読し始めた。
面白くて一気に読みする。
久しぶりのことである。
江戸時代末期の下北からつれてこられた肉親殺しの
汚名をかぶせされた次郎が函館で忍者に仕込まれる。
北海道を舞台にした、アイヌと和人との混血の青年の物語である。
キャプテン・キッドの財宝の謎がその青年がにぎっている。
七瀬晶著「SE神谷翔のサイバー事件簿2」
を読んだ。
インターネットのサイバー犯罪に関する
短編3つからなる。
警視庁生活安全部長の誘拐事件、
サーバーのセキュリティの穴をついた
社内のドタバタに巻き込まれる事件、
カルトに見せかけた詐欺
の3つがある。
物語としては深みがないが、
ハッカーのミステリは、あまり読んだことがないので
なかなか面白い。
黒崎視音著「警視庁心理捜査官 公安捜査官 柳原明日香 女狐」
を読んだ。
柳原明日香の公安捜査官時代の物語である。
柳原は公安から捜査一課へ転属してきた。
しかし、そこには公安の
スケープゴートになった事件がある。
その顛末を書いた物語である。
沈着冷徹で深慮で公安全体を騙す。
女狐たる所以の反撃をする。
しかし、魅力的な人物である。
七瀬晶著「SE神谷翔のサイバー事件簿」
を読んだ。
短編3話からなる。
新米SEの神谷翔がくる。
即戦力のはずが、実務能力がなく
仕事もあまりできない。
しかし、ネット犯罪に対しては、
ハッカーとしての腕は折り紙付き。
そんなSE神谷と先輩の理沙が
会社は身の回りで起こる事件を解決していく。
黒崎視音著「警視庁心理捜査官 捜査一課係長 柳原明日香」
を読んだ。
警視庁心理捜査官のシリーズのスピンオフである。
吉村爽子の元上司の捜査一課係長の
柳原明日香が主人公とした中編である。
警察官が殺された。
その死体は、首が切り落とされ、
その首が膝に載せられ、
警察手帳を咥えさせられていた。
猟奇的に見える事件だが、
なかなか捜査が進まない。
その結果、心理捜査官の爽子を呼び寄せる。
そのプロファイルにより新たな展開が起こる。