地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
伊与原新著「ブルーネス」
を読んだ。
東日本大震災で矢面に立たされ、
地震研をやめた研究者が主人公である。
津波を手軽で、リアルタイムで観測し
実際のデータで計算して津波予測をする、
そんなシステムを開発していく、
はみだしものの研究者の物語である。
解説に巽好幸さんが
著者の研究についても紹介されている。