戸田山和久著「哲学入門」
を読んだ。
二度目の挑戦であった。
語り口調が読みやすく、文体も好みである。
「序 これがホントの哲学だ」は面白く、
読んでいこうと期待できる。
以下、章として意味、機能、情報、表象、目的、自由、道徳
と続く。
扱っているものが「ありそでなさそでやっぱりあるもの」という
少々不思議なテーマまである。
しかし、最新の哲学的議論が紹介されている。
まさに哲学入門である。
なのに、第1章は読み切るのだが、
第2章になると興味が続かない。
どうしてだろう。
前回は紙の書籍でも第1章まで、デジタルでも同じであった。
だが、「人生の意味─むすびにかえて」と
「参考文献と読書案内」は読んだ。
戸田山氏は科学哲学者でもあるが他の書も書いているので、
別の書でチャレンジしてみたい。