地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
竹村牧男著「空海の哲学」
を読んだ。
空海の哲学を「即身成仏」について
概要をまとめたものである。
仏教の歴史、密教の概要、
そして後半が空海の「即身成仏義」を解釈したものである。
空海が以下に天才的な頭脳と
教義に関する理解を持っていたかがよく分かる。
また、仏教がもっている哲学的世界の深さ、
そして文字に込められた深い思索がわかる。
仏教哲学について今後も考えていく必要がありそうだ。
近代の西洋哲学より納得できるような気がする。