2021年1月22日金曜日

005(1959) 教養の書:2021.01.22

 戸田山和久著「教養の書」

を読んだ。

大著であるが、おもしろい。

若者向けて、独特の文体だが、読みやすかった。

読みかけであったが、入院中なので一気に読み切れた。

高校生や大学新入生を読者として書いている。

私が読んでも面白いと思える内容だが、

実際に若者は、どの程度この本の読者になり、

どの程度読みこみ、どの程度理解し、

どの程度面白いと思えるのだろうか。

私のような手遅れの人間が読むと、

その重要性と面白さがわかるので

丁度いいのかもしれない。

しかし、自身の若い頃にも難しい本をいろいろ読んだ経験がある。

挫折したもの、読み切ったが理解が不十分だったこと。

いろいろな、そんな読書体験も重要だ。

後年、読み直せばいいのだ。

若者にもの期待したい。