地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
西澤保彦著「麦酒の家の冒険」を読んだ。大学生4人がガス欠で見つけた山荘には家具も何もない状態であった。ただ、ベッドがひとつのクローゼットに隠された冷蔵庫には大量のビールとジョッキが冷えていた。この謎を大学生たちが推理していく。あとがきでは、安楽椅子推理の変形版としている。論理を進めていくが、少々無理があるように思える。