2021年10月13日水曜日

079(2032) 青い鳥:2021.10.13

重松清著「青い鳥」
を読んだ。
吃音なのに国語の非常勤教師をしている
竹内先生の連作集である。
問題のある生徒がいる中学校に
ある期間だけ赴任する非常勤の先生。
苦しむ生徒に寄り添っていく。
吃音だから大切なことしかいわない先生。
場面緘黙、いじめの加害者、家庭を知らない生徒、
父親の自殺に苦しむ生徒。
もと教え子で、荒れていたが更生して結婚した若者。
連作で先生の必要性が少しずつ分かってくる。