2022年3月7日月曜日

016(2061) 神狩り:2022.03.07

山田正紀著「神狩り」
を読んだ。
神戸の遺跡で発見された「古代文字」らしきもの。
それを調べる情報工学者の島津が
「連想コンピュータ」(いまでいうAIとビックデータ)
を用いて解読していく。
ヴィトゲンシュタインや言語学理論などから検討していく。
人間の言語は5つの論理記号が必要とするが、
この言語は論理記号が2つしかない。
人間は7重以上の関係代名詞は理解できないのに
13重の関係代名詞の構造がある。
島津は周りでいろいろな事件が起こる。
話は「神」の存在へと進む。
続編があるので、楽しみだ。