地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
林譲治著「大日本帝国の銀河1」を読んだ。昭和15年が舞台となる。第二次大戦の直前の時代で宇宙から来たもの(オリオンから来たといっている)が当時より数年ほど進んだ技術をその技術力をみせつけていく。日本軍は技術に魅力を感じるがその主張をどこまで取り入れるのかを迷っている。そこで京都帝国大学の天文学の教授で空想科学小説家でもある秋津俊雄がその聴取役となる。欧州各国でも似た事件が起こっている。SF空想戦記のはじまりである。