地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
半村良著「石の血脈」を読んだ。建築家が師匠の仕事を引き継ごうとするが、何かが変である。調べていくうちに、古代文明のアトランティス、巨石信仰だけでなく暗殺教団、吸血鬼、バンパイアなどの不思議な存在が現れてくる。昔読んだ気がすのだが、全く覚えていない伝奇小説である。