地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
鈴峯紅也著「警視庁監察官Q」を読んだ。警視庁観察官のキャリアの小田垣観月が一連の事件に挑む。3つの連作短編からなるが、それぞれの事件は関係している。観月はこどもの頃の事故で表情をなくし、超写真記憶を得た。記憶力を武器にとんでもない作業をこなしていく。最後の章では、観月の現在と生い立ちが語られて。なかなか面白い。シリーズなので今後も読んでいく。