地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
鈴峯紅也著「警視庁公安J 5 シャドウ・ドクター」を読んだ。アメリカで連続殺人事件が起こった。そこでは別々の臓器が切り取られている。似た殺人事件が日本でも起こった。姿の見えない殺人の狙いは、臓器移植を受けた人物のようである。だが、闇での移植は隠匿される。臓器移植、臓器販売から殺人者が浮かび上がる。殺人者の幕間の語りで必然性が見えてくる。