地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
麻野涼著「ハーフ・ブラッドの沸点」を読んだ。敗戦後、駐留軍と日本人の間にハーフが多数生まれ、遺棄された子ども多い。多くはリザベス・サンダース・ホームが引き取った。それから焼く60年、ホーム出身者が成長してある目的で日本に集う。当時のいじめっ子が政治家になっている。その政治家への復讐が目的となる。メディアを用いた復讐がはじまるが卑劣な反撃もはじまる。