地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
牧野武文著「幕末の日本人ハッカー、からくり儀右衛門: 田中久重と日本エレクトロニクスの源流 レトロハッカーズ」を読んだ。幕末に生きたからからくり儀右衛門本名、田中久重は、人を驚かしたしたり喜ばしたりすることが好きだったようだ。彼は明治以降、エレクトロニクスの草分け的な分野を開発していったハッカーに当たる。東芝の源流を作り出した人物で後輩や同僚は日本のエレクトロニクスを牽引していった。