2024年10月31日木曜日

080(2288) QED 鎌倉の闇 :2024.10.31


高田崇史著「QED ~ventus~ 鎌倉の闇」
を読んだ。
鎌倉の史跡名所を巡りながら、
鎌倉幕府の背景に隠された
かずかずの暗殺のような事件と
北条氏の陰謀が
数々の資料をもとに推理されていく。
連続殺人事件が起こっているが
その謎解きはあまりに簡単に解決される。
今回も、殺人事件が付録となるような
不思議な物語である。

2024年10月27日日曜日

079(2287) 天空の犬:2024.10.27

樋口明雄著「南アルプス山岳救助隊K-9 天空の犬」
を読んだ。
北岳の麓の山岳救助隊にできた
3組の救助犬のチームが常駐している。
連作短編であるが、
星野夏美とメイを中心になる。
山岳地域で起こる
各種の遭難と事件が
夏美たちが対処していく。

2024年10月22日火曜日

078(2286) 点描の画家、ジョルジュ・スーラ :2024.10.22

牧野武文著「絵筆で写真を超えようとした男:
点描の画家、ジョルジュ・スーラ レトロハッカーズ」
を読んだ。
肖像画を生業としてたい画家は、
写真の登場で仕事がなくなってきた。
そん時、新印象派のジョルジュ・スーラは
科学的なアプローチで点描技法を編み出した。
多くの画家に影響を与えたが、
目指していた道の途上で
31歳の若さで夭逝した。
そんなスーラの点描の意義を書かれていた。

2024年10月21日月曜日

077(2285) QED 龍馬暗殺 :2024.10.21

高田崇史著「QED 龍馬暗殺」
を読んだ。
高知のでかけた棚旗姉妹は、
奈々の後輩の全家美鳥の実家の山村にいく。
そこには桑原崇がいる。
坂本龍馬の暗殺の秘密に迫る。
台風の影響で、土砂崩れが起こり
道が不通になる。
村からでれない密室状態になる。
そこで連続殺人事件が起こる。
その背景には龍馬暗殺の真相に迫る。

2024年10月14日月曜日

076(2284) 本間宗久と堂島米会所の米先物取引:2024.10.14

牧野武文著「250年前のデリバティブ:
本間宗久と堂島米会所の米先物取引 レトロハッカーズ」
を読んだ。
250年前の大阪で米相場は
現在の先物取引であった。
その相場を本間は
チャートとその分析するという
現在でも通用する手法で
大勝ちしていった。
そんな先駆者の話であった。

2024年10月13日日曜日

075(2283) 再雇用警察官 究極の完全犯罪:2024.10.13

姉小路祐著「再雇用警察官 究極の完全犯罪」
を読んだ。
3つの中編から構成されている。
いずれも犯罪が背景にあるが、
消息不明届をきっかけに明らかにさていく。
失踪者に犯罪性があるかどうかを探ること本務となる。
その規制の中で犯罪を見つけていく。
なかなかおもしろかった。
シリーズはこれで終わりだ。

2024年10月8日火曜日

074(2282) マギの聖骨 シグマフォース:2024.10.08

ジェームズ・ロリンズ 著「シグマフォース」
を読んだ。
東方の三博士(マギ)の聖骨の強奪と
大量虐殺がドイツのケルン大聖堂で起こる。
アメリカの国防省内の秘密組織である
シグマフォースが派遣され、
その事件と謎を追いかける。
過去の出来事を新たな視点での謎解きと
現在科学の最先端の知見を
ストーリに 組み込んでいる。
上下の760ページ及ぶ大著だが、
なかなかおもしろくて一気に読んだ。