地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
牧野武文著「絵筆で写真を超えようとした男: 点描の画家、ジョルジュ・スーラ レトロハッカーズ」を読んだ。肖像画を生業としてたい画家は、写真の登場で仕事がなくなってきた。そん時、新印象派のジョルジュ・スーラは科学的なアプローチで点描技法を編み出した。多くの画家に影響を与えたが、目指していた道の途上で31歳の若さで夭逝した。そんなスーラの点描の意義を書かれていた。