地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
高田崇史著「QED ~ventus~ 鎌倉の闇」を読んだ。鎌倉の史跡名所を巡りながら、鎌倉幕府の背景に隠されたかずかずの暗殺のような事件と北条氏の陰謀が数々の資料をもとに推理されていく。連続殺人事件が起こっているがその謎解きはあまりに簡単に解決される。今回も、殺人事件が付録となるような不思議な物語である。