井田茂・小久保栄一郎著「一億個の地球」
(ISBN4-00-006571-8 C0344)
を読んだ。
これはトイレで読んでいたものだ。
井田氏の新しいものがあるので、
そのほうが情報が新しいが、
これはこれで、わかりやすく書かれていて
参考になるものであった。
2004年5月29日土曜日
16(167) 大江戸生活体験事情: 2004.05.29
石川英輔・田中優子著「大江戸生活体験事情」
(ISBN4-06-273390-0 C0195)
を読んだ。
電車の中で読んでいたい本だ。
やっと読み終わった。
著者の二人が、江戸時代の暦や道具などを使って、
実際に生活してその感想や考えをつづったものである。
なかなかおもしい。
このシリーズも読み続けているせいか、
以前ほど面白みがなくなってきたが、
それぞれ工夫が凝らしてあるので、
面白いことは面白い。
(ISBN4-06-273390-0 C0195)
を読んだ。
電車の中で読んでいたい本だ。
やっと読み終わった。
著者の二人が、江戸時代の暦や道具などを使って、
実際に生活してその感想や考えをつづったものである。
なかなかおもしい。
このシリーズも読み続けているせいか、
以前ほど面白みがなくなってきたが、
それぞれ工夫が凝らしてあるので、
面白いことは面白い。
15(166) 竜とわれらの時代: 2004.05.29
川端裕人著「竜とわれらの時代」
(ISBN4-19-861585-3 C0093)
を読んだ。
久しぶりに小説を読んだ。
これも、一月かかってやっと読み終わった。
以前から読みたいと思っていた本であった。
ゴールデンウィークに出かけたときから
読み始めたものである。
予想通り面白かった。
そして、科学とはどのように位置づけるか考えさせられた。
私とは違ったものと比較されたが、
でも、考えている根本は同じであった。
(ISBN4-19-861585-3 C0093)
を読んだ。
久しぶりに小説を読んだ。
これも、一月かかってやっと読み終わった。
以前から読みたいと思っていた本であった。
ゴールデンウィークに出かけたときから
読み始めたものである。
予想通り面白かった。
そして、科学とはどのように位置づけるか考えさせられた。
私とは違ったものと比較されたが、
でも、考えている根本は同じであった。
2004年5月15日土曜日
14(165) データで検証!地球の資源ウソ・ホント: 2004.05.15
井田徹治著「データで検証!地球の資源ウソ・ホント」
(ISBN4-06-257316-4 C0240)
を読んだ。
たくさんのデータに基づいているが、
論理の不確かなことが多い。
ときには、論証されてない仮説の上に、
論理を構築している。
内容より、危ういところが
たくさん見受けられ気になった。
読者が、この本を読んで、書かれた内容を
ホントと信じているとすると、危ないことである。
ジャーナリストは、もっと論理的であるべきだ。
彼らこそ、常識にとらわれず、
証拠やデータをもとに、
もっともだと思われる考えをするべきだろう。
科学ジャーナリストの質を向上してほしい。
もちろんこの著者は、
その他のデータを基にしないジャーナリストよりは
証拠をたくさん示している点では充実しているが。
(ISBN4-06-257316-4 C0240)
を読んだ。
たくさんのデータに基づいているが、
論理の不確かなことが多い。
ときには、論証されてない仮説の上に、
論理を構築している。
内容より、危ういところが
たくさん見受けられ気になった。
読者が、この本を読んで、書かれた内容を
ホントと信じているとすると、危ないことである。
ジャーナリストは、もっと論理的であるべきだ。
彼らこそ、常識にとらわれず、
証拠やデータをもとに、
もっともだと思われる考えをするべきだろう。
科学ジャーナリストの質を向上してほしい。
もちろんこの著者は、
その他のデータを基にしないジャーナリストよりは
証拠をたくさん示している点では充実しているが。
2004年5月7日金曜日
13(164) スノーボールアース: 2004.05.07
ガブリエル・ウォーカー著「スノーボールアース」
(ISBN4-15-208550-9 C0044)
を読んだ。
この本はカンブリア紀の前に起こった
全地球凍結の理論が認知されるまでの
過程を描いたノンフィクションである。
全地球凍結の理論は、
一人の個性的な人間によって作られていく。
そんな理論を著者自身が
世界各地に地質学者たちと赴きながら
体験して書いたものである。
もちろん反対論者の取材もしている。
非常に面白い本であった。
主人公ともいうべきポール・ホフマンとは、
カナダで一度案内をしてもらった。
また、カナダの地質調査所いた時代だ。
彼に対して、巨漢でマラソンランナーで、
タフであるという印象をもった。
しかし、それは断片に過ぎない。
この本から得たポール・ホフマンは
違った印象であった。
この理論がなかなか面白いものである。
斉一説を否定しているような面もある。
この件については、私も今後
充分考えていきたいテーマでもある。
(ISBN4-15-208550-9 C0044)
を読んだ。
この本はカンブリア紀の前に起こった
全地球凍結の理論が認知されるまでの
過程を描いたノンフィクションである。
全地球凍結の理論は、
一人の個性的な人間によって作られていく。
そんな理論を著者自身が
世界各地に地質学者たちと赴きながら
体験して書いたものである。
もちろん反対論者の取材もしている。
非常に面白い本であった。
主人公ともいうべきポール・ホフマンとは、
カナダで一度案内をしてもらった。
また、カナダの地質調査所いた時代だ。
彼に対して、巨漢でマラソンランナーで、
タフであるという印象をもった。
しかし、それは断片に過ぎない。
この本から得たポール・ホフマンは
違った印象であった。
この理論がなかなか面白いものである。
斉一説を否定しているような面もある。
この件については、私も今後
充分考えていきたいテーマでもある。
2004年4月8日木曜日
12(163) 川を知る事典:2004.04.08
鈴木理生著「川を知る事典」
(ISBN4-534-03656-6 C0025)
を読んだ。
川の由来や地誌についていろいろ書かれていたが、
私が知りたいことは、
あまり書かれていなかった。
由来を書くのはいいのだが、
論旨がはっきりせずに。
言いたいことがよくわからなかった。
少し欲求不満になってきた。
(ISBN4-534-03656-6 C0025)
を読んだ。
川の由来や地誌についていろいろ書かれていたが、
私が知りたいことは、
あまり書かれていなかった。
由来を書くのはいいのだが、
論旨がはっきりせずに。
言いたいことがよくわからなかった。
少し欲求不満になってきた。
2004年4月7日水曜日
11(162) リサイクル:2004.04.07
安井至著「リサイクル」
(ISBN4-535-04826-6 C3340)
を読んだ。
シリーズ「地球と人間の環境を考える」
の一冊である。
個別の情報はいろいろ書かれてある。
最新情報にいたる方法も示されている。
しかし、なぜか一般論がない。
最終的にたどり着いた結論として
「トータルリスクミニマム思想に基づく
持続型消費の実現」
というものであった。
これを述べたいのであれば、
もっとその点をわかりやすく説明して欲しかった。
論点がぼやけて、主張がよくわからない本であった。
シリーズの「温暖化」が良すぎたせいかもしれない。
それとついつい比べてしまう。
環境問題は専門家がいない。
いろんな分野の専門家が環境問題をテーマにして
研究してきている。
そんな学際的な分野であるのなら、
最低限の約束事として、
誰にでもわかる書き方をすべきではないだろうか。
そんな書き方は市民に理解できるものとなるはずだ。
環境問題は、最終的に市民の日常生活や行政に
反映されなければ意味がない。
だったらなおさら多くの人わかる書き方を望む。
それがすごく残念であった。
(ISBN4-535-04826-6 C3340)
を読んだ。
シリーズ「地球と人間の環境を考える」
の一冊である。
個別の情報はいろいろ書かれてある。
最新情報にいたる方法も示されている。
しかし、なぜか一般論がない。
最終的にたどり着いた結論として
「トータルリスクミニマム思想に基づく
持続型消費の実現」
というものであった。
これを述べたいのであれば、
もっとその点をわかりやすく説明して欲しかった。
論点がぼやけて、主張がよくわからない本であった。
シリーズの「温暖化」が良すぎたせいかもしれない。
それとついつい比べてしまう。
環境問題は専門家がいない。
いろんな分野の専門家が環境問題をテーマにして
研究してきている。
そんな学際的な分野であるのなら、
最低限の約束事として、
誰にでもわかる書き方をすべきではないだろうか。
そんな書き方は市民に理解できるものとなるはずだ。
環境問題は、最終的に市民の日常生活や行政に
反映されなければ意味がない。
だったらなおさら多くの人わかる書き方を望む。
それがすごく残念であった。
2004年3月25日木曜日
10(161) 川のなんでも小事典: 2004.03.25
土木学会関西支部編「川のなんでも小事典」
(ISBN4-06-257204-4 C0244)
を読んだ。
前半の川の自然地理と流水のメカニズムについては
興味深かった。
それ以外は、間違いや古い説があったり、
工学的で興味がなかったりで流し読みをした。
しかし、前半は面白く読んだ。
(ISBN4-06-257204-4 C0244)
を読んだ。
前半の川の自然地理と流水のメカニズムについては
興味深かった。
それ以外は、間違いや古い説があったり、
工学的で興味がなかったりで流し読みをした。
しかし、前半は面白く読んだ。
2004年3月20日土曜日
9(160) それがぼくには楽しかったから: 2004.03.20
リーナル・バルズ デイビッド・ダイヤモンド著
「それがぼくには楽しかったから」
(ISBN4-7968-8001-1 C0098)
を読んだ。
Linuxの開発者の本である。
軽い調子ではあるか、
彼がLinuxを開発していった経緯、
オープンソースとなった経緯、
そしてそのポリシーなどがわかりやすく書かれている。
しかし、やはりこのように砕けた調子で書かれている本は
読みにくい。
しかし、最後だけはしっかりと主張している。
それは現在のポジションと関係があるのだろうか。
「それがぼくには楽しかったから」
(ISBN4-7968-8001-1 C0098)
を読んだ。
Linuxの開発者の本である。
軽い調子ではあるか、
彼がLinuxを開発していった経緯、
オープンソースとなった経緯、
そしてそのポリシーなどがわかりやすく書かれている。
しかし、やはりこのように砕けた調子で書かれている本は
読みにくい。
しかし、最後だけはしっかりと主張している。
それは現在のポジションと関係があるのだろうか。
8(159) フェルマーの最終定理: 2004.03.20
富永裕久著「図解雑学 フェルマーの最終定理」
(ISBN4-816326979 C0041)
を読んだ。
なかなかわかりやすかった。
最終定理にいたる流れがよくわかった。
しかし以前読んだアクセルの著書のように、
証明自体を詳しく示しているわけではない。
多分、非常に難しい内容であるため、
理解できる人も少なく、
説明することも難しいのかもしれない。
概要を知るには役に立つ本であった。
(ISBN4-816326979 C0041)
を読んだ。
なかなかわかりやすかった。
最終定理にいたる流れがよくわかった。
しかし以前読んだアクセルの著書のように、
証明自体を詳しく示しているわけではない。
多分、非常に難しい内容であるため、
理解できる人も少なく、
説明することも難しいのかもしれない。
概要を知るには役に立つ本であった。
2004年2月12日木曜日
7(158) 「原因」と「結果」の法則2 2004.02.12
ジェームズ・アレン著「「原因」と「結果」の法則2」
(ISBN4-7631-9555-7 C0030)
を途中まで読んで、
読むのをあきらめた。
美辞麗句はもういらない。
今の私には、これは既知のことである。
あとは、それをどう実践するかにかかっている。
だから、この本を読む気になかなかならなかった。
でも、書かれていることには共感できる。
(ISBN4-7631-9555-7 C0030)
を途中まで読んで、
読むのをあきらめた。
美辞麗句はもういらない。
今の私には、これは既知のことである。
あとは、それをどう実践するかにかかっている。
だから、この本を読む気になかなかならなかった。
でも、書かれていることには共感できる。
2004年2月9日月曜日
6(157) エネルギー: 2004.02.09
小島紀徳著「エネルギー」
(ISBN4-535-04825-8 C3340)
を読んだ。
正確なエネルギー残量を計算したものを見た。
しかし、二酸化炭素と温暖化を
疑問なく結びつける態度が、問題だ。
特に、このシリーズの最初で、
因果がはっきりしないということを示しているのに、
研究者としては、良くない態度である。
技術者というべきなのかもしれない。
(ISBN4-535-04825-8 C3340)
を読んだ。
正確なエネルギー残量を計算したものを見た。
しかし、二酸化炭素と温暖化を
疑問なく結びつける態度が、問題だ。
特に、このシリーズの最初で、
因果がはっきりしないということを示しているのに、
研究者としては、良くない態度である。
技術者というべきなのかもしれない。
2004年2月8日日曜日
5(156) 「原因」と「結果」の法則: 2004.02.08
ジェームス・アレン著「「原因」と「結果」の法則」
(ISBN4-7631-9509-3 C0030)
を読んだ。
このような内容の本を
成功哲学の書というのだそうだ。
ある学生が、先生のいっていることは、
この本の内容と似ている、といわれた。
それは、一種の褒め言葉であったのだろう。
読んでみたが、なかなか頭がこの本のほうへ向かない。
集中できないのだ。
これは、何度もくり返し読んでこそ、
味わいがわくのかもしれない。
(ISBN4-7631-9509-3 C0030)
を読んだ。
このような内容の本を
成功哲学の書というのだそうだ。
ある学生が、先生のいっていることは、
この本の内容と似ている、といわれた。
それは、一種の褒め言葉であったのだろう。
読んでみたが、なかなか頭がこの本のほうへ向かない。
集中できないのだ。
これは、何度もくり返し読んでこそ、
味わいがわくのかもしれない。
2004年2月6日金曜日
4(155) メアリー・アニングの冒険: 2004.02.06
吉川惣司・矢島道子著「メアリー・アニングの冒険」
(ISBN4-02-259839-5 C0323)
を読んだ。
なかなか面白かった。
恐竜化石の発掘で生計をだてていた
女性が、博物学に果たした役割を
限られた資料から想像力豊かに再現している。
そこに、グールドがでてきて興味を引かれた。
(ISBN4-02-259839-5 C0323)
を読んだ。
なかなか面白かった。
恐竜化石の発掘で生計をだてていた
女性が、博物学に果たした役割を
限られた資料から想像力豊かに再現している。
そこに、グールドがでてきて興味を引かれた。
2004年2月1日日曜日
3(154) 地底から宇宙を探る: 2004.02.01
戸塚洋二著「地底から宇宙を探る」
(ISBN4-00-006523-8 C0342)
を読んだ。
1995年の本だから、
最新のスーパーカミオカンデの製作途中である。
だから、カミオカンデの話が中心となっている。
しかし、科学技術の話は、進めば陳腐化していく。
はかなさを感じてしまう。
その点、心や本質の問題を論じるものは、
陳腐化しない。
重要性は変わらない。
そんなことを目指すべきであろう。
最新の科学の紹介は、
所詮読み捨てのものとなりかねない。
そんな中から読みとるべき
大切なことを求めなければならないのであろう。
この本を面白く読んだが、
反面冷めた心も生まれた。
(ISBN4-00-006523-8 C0342)
を読んだ。
1995年の本だから、
最新のスーパーカミオカンデの製作途中である。
だから、カミオカンデの話が中心となっている。
しかし、科学技術の話は、進めば陳腐化していく。
はかなさを感じてしまう。
その点、心や本質の問題を論じるものは、
陳腐化しない。
重要性は変わらない。
そんなことを目指すべきであろう。
最新の科学の紹介は、
所詮読み捨てのものとなりかねない。
そんな中から読みとるべき
大切なことを求めなければならないのであろう。
この本を面白く読んだが、
反面冷めた心も生まれた。
2(153) ゲーデルの謎を解く: 2004.02.01
林晋著「ゲーデルの謎を解く」
(ISBN4-00-006506-8 C0341)
を読んだ。
ゲーデルの入門としていい本である。
以前読んだ、入門書よりわかりやすく書いてある。
こちらも続けて読んだ方が
わり良かったかもしれない。
自己否定から生まれる不完全性。
全体からすると自己とは小さいかもしれないが、
論理体系からすると、
多数でも一律に処理できる多数は
それほど問題ではなくなる。
問題は、一律に処理できない少数である。
そこに例外だけでなく、本質的破綻、
あるいは新たな発明や改革の芽があるかもしれない。
注目すべきは、自己という不思議な存在である。
(ISBN4-00-006506-8 C0341)
を読んだ。
ゲーデルの入門としていい本である。
以前読んだ、入門書よりわかりやすく書いてある。
こちらも続けて読んだ方が
わり良かったかもしれない。
自己否定から生まれる不完全性。
全体からすると自己とは小さいかもしれないが、
論理体系からすると、
多数でも一律に処理できる多数は
それほど問題ではなくなる。
問題は、一律に処理できない少数である。
そこに例外だけでなく、本質的破綻、
あるいは新たな発明や改革の芽があるかもしれない。
注目すべきは、自己という不思議な存在である。
2004年1月17日土曜日
1(152) 地球温暖化: 2004.01.17
伊藤公紀著「地球温暖化」
(ISBN4-535-04821-5)
を読んだ。
温暖化に対する不確かさを
はっきりと示してくれているいい本であった。
温暖化に対する私の疑問に対する
多くのヒントが書かれていた。
私もこれを基礎的参考書として、
地球温暖化に対して勉強していこうと思った。
(ISBN4-535-04821-5)
を読んだ。
温暖化に対する不確かさを
はっきりと示してくれているいい本であった。
温暖化に対する私の疑問に対する
多くのヒントが書かれていた。
私もこれを基礎的参考書として、
地球温暖化に対して勉強していこうと思った。
2003年12月27日土曜日
72(151) 理系白書: 2003.12.27
毎日新聞科学環境部著「理系白書」
(ISBN4-06-211711-8 C0040)
を読んだ。
理系のおかれている現状が紹介されていた。
新聞に連載されていたものだから
ひとつひとつのインタビューや取材が
あまりにも短く、内容が上っ面だけのような気がした。
本として考えてた場合、
もう少し精選して、深い取材内容で構成してほしかった。
でも、理系の現状と問題点の概要を知るには
役に立った。
(ISBN4-06-211711-8 C0040)
を読んだ。
理系のおかれている現状が紹介されていた。
新聞に連載されていたものだから
ひとつひとつのインタビューや取材が
あまりにも短く、内容が上っ面だけのような気がした。
本として考えてた場合、
もう少し精選して、深い取材内容で構成してほしかった。
でも、理系の現状と問題点の概要を知るには
役に立った。
2003年12月25日木曜日
71(150) 死都日本: 2003.12.26
石黒耀著「死都日本」
(ISBN4-06-211366-X C0093)
を読んだ。
以前に知り合いの地質学者から
面白い本であるという紹介をされたものだ。
最近入手して呼んだ。
考えたら、久しぶりに仕事の関係のない
小説を読んだ気がする。
火山の描写が面白く、
私の日本再生と似たいような方向性を持っているので
非常に面白く読んだ。
私は、火山は専門としていなかったので、
いろいろ知らないことも書かれていて勉強になった。
やはり自然現象でもここまで破局的なものであると、
学術的に細かく書き込んであっても面白く読める。
しかし、破局的噴火のあとの
各種の震災や富士の噴火など、
「火山の冬」の話の前でこの本は終わっている。
そこが知りたいところでもあるが、
そこの話はまだ、研究者間でも
結論が出ていないところでもある。
だから、書きにくく、ますますSFっぽくなるのかもしれない。
でも、ぎゃくにいうとSFだから書けるところでもある。
もし、可能なら続編を読んでみたいものだ。
しかし、これ以降は火山の知識だけでなく、
防災、災害だけでなく、
広く地質学の素養が必要となるであろう。
(ISBN4-06-211366-X C0093)
を読んだ。
以前に知り合いの地質学者から
面白い本であるという紹介をされたものだ。
最近入手して呼んだ。
考えたら、久しぶりに仕事の関係のない
小説を読んだ気がする。
火山の描写が面白く、
私の日本再生と似たいような方向性を持っているので
非常に面白く読んだ。
私は、火山は専門としていなかったので、
いろいろ知らないことも書かれていて勉強になった。
やはり自然現象でもここまで破局的なものであると、
学術的に細かく書き込んであっても面白く読める。
しかし、破局的噴火のあとの
各種の震災や富士の噴火など、
「火山の冬」の話の前でこの本は終わっている。
そこが知りたいところでもあるが、
そこの話はまだ、研究者間でも
結論が出ていないところでもある。
だから、書きにくく、ますますSFっぽくなるのかもしれない。
でも、ぎゃくにいうとSFだから書けるところでもある。
もし、可能なら続編を読んでみたいものだ。
しかし、これ以降は火山の知識だけでなく、
防災、災害だけでなく、
広く地質学の素養が必要となるであろう。
2003年12月21日日曜日
69(148) パソコン悠悠漢字術2002: 2003.12.21
文字鏡研究会編「パソコン悠悠漢字術2002」
(ISBN4-314-10249-0 C2055)
を読んだ。
以前にもこの文系のパソコン利用本があった。
そのときは、このような漢字のプロジェクトの紹介だけであったが、
いまやCD-ROMとして11万字という大量の漢字が付属している。
それが既存のパソコンのシステムで利用できるようになっているのである。
新しい漢字も随時更新されているという。
すばらしいことである。
これは、漢字文化圏の文化を新しいテクノロジーで利用したものである。
西洋の人たちにはなかなかできない発想であろう。
しかし、このような異文化の人たちが
自分たちの文化を表現するための努力、
これが既存の技術を大発展させていくのである。
(ISBN4-314-10249-0 C2055)
を読んだ。
以前にもこの文系のパソコン利用本があった。
そのときは、このような漢字のプロジェクトの紹介だけであったが、
いまやCD-ROMとして11万字という大量の漢字が付属している。
それが既存のパソコンのシステムで利用できるようになっているのである。
新しい漢字も随時更新されているという。
すばらしいことである。
これは、漢字文化圏の文化を新しいテクノロジーで利用したものである。
西洋の人たちにはなかなかできない発想であろう。
しかし、このような異文化の人たちが
自分たちの文化を表現するための努力、
これが既存の技術を大発展させていくのである。
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