2018年6月13日水曜日

059(1645) この世にひとつの本:2018.06.13

門井慶喜著「この世にひとつの本」
を読んだ。
大印刷会社の社長のあまりパッとしない三男が
社史編纂室の窓際社員、
秘書室の社長の愛人が
出走した書家を探す物語である。
そこに工場での白血病での連続死亡事件も絡む。
この世にひとつの本は、書家が金泥で書いた渾身の源氏物語。
それら絡み合いなが物語は進む。
やはり面白い。