地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
麻野涼著「死の臓器」を読んだ。透析、移植、レッストア・キッドニなど腎臓に関する課題にしたサスペンスである。少々手続きに不備があったが患者優先に移植をした医師がメディアや厚労省、政治家から叩かれる。その背景には、臓器売買や贈収賄などが秘められていた。なかなかおもしろかった。