地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
牧野武文著「船大工がつくった西洋帆船: 江川太郎左衛門とヘダ号の奇跡 レトロハッカーズ」を読んだ。江戸時代、東海、南海、四国、江戸直下、三陸と巨大地震の連鎖が起こった。その時ロシアの施設を乗せたディアナ号が津波で難破した。そこでロシア人と日本船大工の合同で西洋帆船ヘダ号をつくることになった。このときの技術が日本の造船の基礎になっていた。はじめて聞く話であった。