地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
笹本稜平著「危険領域 所轄魂」を読んだ。相次ぐ政治家と贈収賄に関わる変死が起こった。大物政治家の逮捕を考える警視庁二課が葛木の行動を止めている。しかし、本庁の一課が出張ることなく所轄だけで捜査できるメリットがあるが、所轄の範囲を超えての調査はなかなかむつかしい。難しさの中での調査が続くが、やがて大物逮捕へと捜査が進む。