地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
濱嘉之著「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」を読んだ。監察官の係長榎本を中心とする警察内部の不正を追求していく物語である。疑われた警官は個人情報が丸裸にされていく。著者が警察庁にいたときの経験をもとに執筆している。中編が3つはいっている。