地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
高田崇史著「カンナ 吉野の暗闘」を読んだ。今回は吉野での探索になる。民宿の光昭が山で何かを探査している。神社の宮司の長男が殺害される。金鉱脈に関する秘密があるようだ。民宿の母親とおなさ馴染でアルバイトの娘が宮司にさらわれる。それは光昭に金鉱脈のありかを教えろという。その殺人事件を解決しながら吉野のいくつかの謎が解明されていく。