2002年1月15日火曜日

3 二人で紡いだ物語:2002.1.15

米沢富美子著「二人で紡いだ物語」(ISBN4-931178-32-4 C0095)を読んだ。
物性物理学者の著者の研究者、妻、母として、それも一流の人としての活動が、さりげない謙虚な気持ちで書かれている。そして最愛の夫が60歳にして先立たれたときの悲しみ、そしてそれを乗り越えるために、夫婦での思いでの地を巡っていく。すばらしい夫婦愛を見た気がする。
私の家族でも順番からいけば、私が一番先に死ぬはずである。それを考えると残されたものがこのように自分を慕ってくれているということがわかれば、憂いなく先立てる気がする。さて我が家ではどうなるであろうか。